「モダンリビング」というコンセプトで、かつて日本でも多くのドライバーを魅了した日産の名車「ティアナ(TEANA)」。

日本では生産終了となってしまいましたが、実は海外(中国市場)で驚くべき進化を遂げていることをご存知でしょうか?
今回ご紹介するのは、日産が誇る最新技術と、あのHUAWEI(ファーウェイ)のシステムが融合した新型ティアナです。
- 「セダンはオワコンなんて言わせない」圧倒的なデザイン
- スマホのようにサクサク動く最新コックピット
- 夢のエンジン「VCターボ」搭載
車好きの心をくすぐるスペックを持ちながら、家族も喜ぶ快適性を兼ね備えたこの一台。
「日本でも発売してほしい!」という声が止まない新型ティアナの全貌を、徹底解説します。
今の愛車からの乗り換えを検討中の方、ちょっと人とは違うクルマに興味がある方は必見です!

外装:シンプルかつ伸びやかで洗練されたデザイン
まずは車の顔であるエクステリア(外装)から見ていきましょう。一目見ただけで「タダモノではない」オーラを感じさせます。

フロントデザインの進化

新型ティアナの最大の特徴は、フロントグリル中央から左右のヘッドライトまで約2mにも渡って構成されるLEDライトです。
日産のデザインアイコンである「Vモーショングリル」がより現代的かつワイドに進化しており、夜間の存在感は抜群です。
専用ボディカラー
今回のモデルには、大人の色気を感じさせる専用色が設定されています。
- サンドストーングレー:アウトドアギアにも通じる、タフさと上品さを兼ね備えたグレー。
- ファントムパープル:光の当たり方で表情を変える、深みのある紫。
私の楽天ROOMではブラックカラーのアウトドアギアを紹介していますが、この「サンドストーングレー」のティアナにマットブラックのキャンプギアを積んで出かけたら、最高にクールな写真が撮れそうです。
内装:HUAWEI技術搭載「HarmonySpace 5.0」
内装(インテリア)こそ、今回の新型ティアナの最大のハイライトと言っても過言ではありません。

HUAWEIの最新コックピットシステム
なんと、ナビや車両設定を行うシステムに、スマートフォンでおなじみのHUAWEI(ファーウェイ)が開発した「HarmonySpace 5.0」が搭載されています。
「これってどういうこと?」 と思う方のために簡単に説明すると:
これまでのカーナビは「車専用の動きが遅いパソコン」のようなものでしたが、これは「最新のハイスペックスマホが車と合体した」ような感覚です。
- 大画面ディスプレイ: タッチ操作がスマホ同様にヌルヌル動きます。
- 高精度ボイスコントロール: 車内全域で声を拾い、「エアコン下げて」「音楽かけて」などの操作がストレスなく行えます。
圧倒的な質感とアンビエントライト
車内の約90%がソフトパッド(柔らかい素材)で構成されており、プラスチックの安っぽさは皆無です。
さらに、最大256色の設定が可能なアンビエントライトを配置。その日の気分に合わせて車内の雰囲気を変えられるのは、まさに「走るラウンジ」ですね。
サイズ:堂々たるボディサイズ

サイズ感は、運転のしやすさや車庫入れに関わる重要なポイントです。
- 全長: 4,920mm
- 全幅: 1,850mm
- 全高: 1,447mm
全長は約4.9mと、日本のLサイズミニバン(アルファード等)と同じくらいの長さがあります。
一方で全幅は1,850mmに抑えられており、多くの機械式駐車場のパレットに収まるギリギリのサイズ感をキープしています。
「大きすぎて運転できない!」ということはなく、かつ室内は広々としている、絶妙なバランスです。
ポイント
現行のスカイラインや、かつてのフーガに近い堂々としたサイズ感です。
走行性能:夢のエンジン「VCターボ」採用
見た目や内装だけでなく、中身も日産の技術の結晶です。

量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VCターボ」
車好きなら一度は耳にしたことがあるかもしれない「VCターボ(Variable Compression Turbo)」エンジンを搭載しています。
初心者向け解説:
通常のエンジンは、ピストン運動の幅(圧縮比)が固定されています。しかし、このVCターボは「パワーを出したい時」と「燃費を良くしたい時」で、エンジンの形(圧縮比)を自ら変形させることができるのです。
- 排気量: 2リッターVCターボ
- 最高出力: 243ps
- 最大トルク: 371Nm
2リッターエンジンでありながら、一昔前の3.5リッターエンジン並みのトルク(力強さ)を発揮します。
高速道路の合流や追い越しで、「アクセルを踏んでも進まない…」というストレスとは無縁の世界です。
運転支援システム

もちろん、運転支援技術も「レベル2」相当を搭載。高速道路での同一車線走行支援など、長距離ドライブの疲れを軽減してくれる機能が備わっています。
以前、私が書いた車の買い替えで失敗しないための記事でも触れましたが、リセールバリューを考える上でも、こうした先進安全装備の有無は非常に重要です。
機能・:プレミアムな快適性
最後に、同乗者(家族やパートナー)にとって大切な快適性についてです。
スパイナルサポート機能付きシート
日産といえば「ゼログラビティシート(中立姿勢シート)」が有名ですが、新型ティアナにもスパイナルサポート機能付きシートが採用されています。
背骨や腰への負担を軽減する設計になっており、まるで高級ソファのような座り心地を提供してくれます。
荷室と静粛性
セダンならではの独立したトランクスペースは、ゴルフバッグやキャンプ道具もしっかり積載可能。
また、遮音対策も徹底されており、プレミアムセダンに相応しい静粛性を実現しています。
まとめ:日本導入が待ち遠しい一台
今回は、海外で進化を続ける新型日産ティアナをご紹介しました。
- HUAWEI製「HarmonySpace 5.0」による先進的な操作性
- 可変圧縮比エンジン「VCターボ」による力強い走り
- 高級ラウンジのような内装と快適なシート
これだけのスペックを備えたセダン、もし日本で発売されたら間違いなく注目を集めるでしょう。現状では並行輸入などでしか手に入りませんが、日産の今後の動向に期待したいところです。
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「もしティアナが日本で発売されたら乗り換えたい!」
「今の車、そろそろ買い替え時かな?」
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参考リンク:
※本記事の情報は海外仕様に基づいています。
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