今回は、スズキから登場する注目の新型EV、「スズキ eビターラ」について、詳細かつ分かりやすくご紹介していきます。
「新しい車に買い替えたいけど、どのEVを選べばいいか分からない…」「キャンプにも使えるEVってあるの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
eビターラは、スズキが満を持して投入する初のグローバルEV。
伝統的なSUVの力強さと、EVならではの先進性を兼ね備えた一台として、アウトドア好きの皆さんにもきっと響くはずです。
この記事を読めば、eビターラの魅力や性能、そしてあなたのライフスタイルに合うのかどうかが、きっと見えてくるでしょう。
さあ、未来のアウトドアライフを彩る新しい相棒を見つけにいきましょう!

目次
- スズキ eビターラとは?
- eビターラの外装デザイン
- eビターラの内装デザインと快適性
- eビターラのボディサイズ
- eビターラの荷室と積載能力
- eビターラの走行性能と走りの魅力
- eビターラの航続距離と充電
- eビターラの先進装備
- eビターラの価格帯と購入検討
- まとめ:eビターラはあなたのアウトドアライフを変えるか?
1. スズキ eビターラとは?
スズキ eビターラは、スズキがグローバル市場に向けて開発した初の本格的なEV(電気自動車)です。これまでのスズキが培ってきたSUVのノウハウと、最新のEV技術が融合したモデルとして、2025年中の日本導入が予定されています。
このeビターラは、単なるEV化されたSUVというだけでなく、スズキが提案する新しい「Emotional Versatile Cruiser(感情豊かで多用途なクルーザー)」というコンセプトを体現しています。都市での使い勝手はもちろん、オフロード走行も視野に入れた開発が進められており、まさに私たちアウトドア愛好家にとって理想的な一台となる可能性を秘めているんです。

2. 外装デザイン
eビターラの外装は、一目見て「あ、これはSUVだ!」とわかる、力強く堅牢なデザインが特徴です。一方で、EVならではの先進性も随所に感じられます。
- フロントデザイン: シャープなLEDヘッドライトと、中央にスズキのエンブレムが配置されたクローズドグリルが、未来的でありながらもスズキらしい表情を作り出しています。全体的に高精細な面処理が施され、技術的な進歩を表現しているとのこと。
- サイドシルエット: 全長4,275mmというボディサイズでありながら、SUVらしいどっしりとした塊感を持ちつつも、流れるようなルーフラインがスタイリッシュさを加えています。特に、フロントからリアテールライトまで光学的に繋がるシャープな水平基調のベルトラインと、C字型の前後バンパーの組み合わせが、力強いプロファイルを演出しています。丸みを帯びたサイドドアとフェンダーも、力強いスタンスを表現していますね。
- リアデザイン: フロントと同様に、C字型の特徴的なテールランプが左右に配置され、視覚的な安定感と先進性を両立させています。
全体的に、デザイナーは「頑丈なSUVボディと洗練された室内空間を調和させるデザイン」を目指したと語っています。まさに、アウトドアシーンに映えるタフさと、街中でも違和感なく溶け込む洗練されたデザインが融合していると言えるでしょう。

3. 内装デザインと快適性
eビターラの内装は、スズキのこれまでのモデルと比較しても、最も先進的で上質な空間に仕上がっています。
- コックピット: 大型ディスプレイを中央に配置し、視認性の高いデジタルメータークラスターが採用されると予想されます。物理的なエアコン操作ボタンも残されており、走行中の操作性にも配慮されているのが嬉しいポイントです。
- 素材と質感: 高品質な素材が使われ、繊細なラインと表情豊かな面が組み合わさることで、洗練された空間を演出。長距離移動やキャンプへの道中も快適に過ごせるような、居心地の良い空間が期待できます。
- 便利機能: ワイヤレス充電パッドや複数のUSB充電ポートなど、現代のデジタルデバイスとの親和性も高く、車内での快適性が向上します。フローティングタイプのセンターコンソールデザインや、ロータリー式のギアセレクターなども採用される見込みです。
スズキのデザイナーは、「日常を非日常に変え、情熱と冒険心を掻き立てる空間」を目標に開発を進めたとコメントしており、まさにアウトドア好きの心をくすぐるコンセプトです。

4. ボディサイズ
eビターラは、全長4,275mm、全幅1,800mm、全高1,640mm、ホイールベース2,700mmというボディサイズが公開されています。
これは現行のガソリン車「エスクード(海外ではビターラ)」と比較して、全長が約200mm長くなっており、一回り大きくなった印象です。コンパクトSUVセグメントに位置付けられますが、このサイズ感は都市部での取り回しの良さと、車中泊や荷物積載に必要な室内空間のバランスが取れていると言えるでしょう。日本の狭い道でも運転しやすく、それでいてアウトドアギアを積むスペースも確保できる、まさに理想的なサイズ感です。

5. 荷室と積載能力
具体的な荷室容量はまだ発表されていませんが、このボディサイズとSUVという特性を考えると、十分な積載能力が期待できます。特に、アウトドアやキャンプを趣味とする私たちにとって、荷室の広さは非常に重要なポイントです。
- 後席の分割可倒機能: 6:4分割可倒式のリアシートが採用されることが予想され、これにより長尺物やたくさんのキャンプ道具も積載しやすくなります。
- フラットな荷室フロア: EVはモーターやバッテリーの配置の自由度が高いため、ガソリン車よりも荷室をフラットにしやすい傾向があります。これにより、車中泊の際の寝床としても活用しやすくなるかもしれません。
- ルーフレール対応: SUVらしく、ルーフレールの装着も可能となるでしょう。ルーフボックスやサイクルキャリアなどを装着すれば、さらに積載能力を拡張できます。
焚き火台、クーラーボックス、テント、寝袋…といったキャンプの必需品から、時にはSUPボードや自転車といった大型ギアまで、しっかりと積載できるかどうかは、ぜひ注目したい点です。

6. 走行性能と走りの魅力
EVの最大の魅力の一つは、そのスムーズで力強い走行性能です。eビターラも例外ではありません。
- パワートレイン: 49kWhと61kWhの2種類のバッテリーオプションが設定され、駆動方式は2WD(FWD)と4WD(ALLGRIP-e)が用意される予定です。
- 49kWhバッテリー(2WD): 最高出力144馬力、最大トルク189Nmを発生し、0-100km/h加速は9.6秒と、日常使いには十分な加速性能を持っています。
- 61kWhバッテリー(2WD): 最高出力174馬力、最大トルク189Nm。0-100km/h加速は8.7秒と、さらに力強い加速が期待できます。
- 61kWhバッテリー(4WD:ALLGRIP-e): フロントに174馬力、リアに65馬力のモーターを搭載し、合計でより高い出力とトルクを発生します(詳細な合算値は未発表)。ALLGRIP-eシステムにより、路面状況に応じた最適なトルク配分が可能となり、悪路走破性も高められています。
- 「ALLGRIP-e」電動四輪駆動システム: スズキが培ってきた四輪駆動技術をEV用に進化させたもので、前後独立したeアクスル(電気駆動ユニット)により、電子制御で細かくトルクを配分します。これにより、舗装路はもちろん、未舗装路でも安定した走行性能を発揮するとされています。トレイルモードも搭載されるとのことなので、キャンプ場の砂利道や多少の悪路も安心して走行できそうです。
- 高い質感の走り: 試乗したジャーナリストからは、「ステアリングを切った時の動きが超絶滑らか」「アクセルオンした時に、ぬるっと車が進んでいく」といった声が聞かれ、EVならではの静粛性と相まって、非常に上質な乗り心地が期待できそうです。
- HEARTECT-eプラットフォーム: スズキがEV専用に開発した「HEARTECT-e」プラットフォームを初採用。これにより、高剛性と軽量化を両立させ、走行安定性と電費性能の向上に貢献しています。
これらの情報から、eビターラは街乗りでの快適性はもちろん、キャンプやアウトドアフィールドでの走破性も十分に期待できる、高い走行性能を持ったEVであると言えます。

7. 航続距離と充電
EVを選ぶ上で最も気になる点の一つが、航続距離と充電性能でしょう。
- 航続距離:
- 49kWhバッテリー搭載モデル:約320km(WLTPモード換算で約200マイル未満)
- 61kWhバッテリー搭載モデル:約425km(WLTPモード換算で最大264マイル)これらの数値は、日常生活はもちろん、片道100km程度のキャンプ場への移動も余裕を持ってこなせるスペックと言えます。
- 充電オプション:
- 普通充電(AC): 家庭用の7.4kW充電器で、49kWhバッテリーは約6.5時間、61kWhバッテリーは約9時間で10%から100%まで充電可能です。11kWの急速AC充電器では、それぞれ約4.5時間、約5.5時間となります。
- 急速充電(DC): 70kW以上の高出力DC急速充電器を使用すれば、10%から80%までの充電が約45分で完了するとされています。これにより、SA/PAなどで休憩中に効率よく充電を済ませることが可能です。
- ヒートポンプ: 標準でヒートポンプが搭載される予定です。ヒートポンプは、外気の熱を利用して効率的に室内を暖めるシステムで、従来の電熱ヒーターに比べてバッテリーへの負担を減らし、特に寒い季節の航続距離の低下を抑制する効果があります。これは、冬キャンプや雪山へ出かける際にも大きなメリットとなるでしょう。
長距離移動の際は、事前に充電スポットの確認(例:e-Mobility Power充電スポット検索など)をしておけば安心ですね。
8. 先進装備
eビターラには、スズキの最新の予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」が搭載されることが予想されます。これにより、運転の安全性と快適性がさらに向上します。
- 衝突被害軽減ブレーキ: デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)やデュアルカメラブレーキサポート(DCBS)など、2つのカメラで昼夜の歩行者やクルマを検知し、衝突の危険がある場合に自動でブレーキをかけるシステム。
- アダプティブクルーズコントロール(ACC): 設定した速度での走行や、先行車との適切な車間距離を保ちながら追従することで、長距離運転でのドライバーの負担を軽減します。
- 車線維持支援機能: 車線の中央付近を維持するようにステアリング操作を支援し、高速道路などでの運転を楽にします。
- ブラインドスポットモニター: ドアミラーでは確認しにくい斜め後方からの接近車両を検知し、車線変更時の安全をサポートします。
- ドライバーモニタリングシステム: カメラがドライバーの顔を認識し、眠気や脇見などを検知した場合に警報を発することで、事故の未然防止に貢献します。
- ヘッドアップディスプレイ: 運転に必要な情報を視線移動少なく確認できるため、安全運転をサポートします。
これらの先進装備は、日常の運転はもちろん、慣れない道や長時間のドライブが多いアウトドアシーンにおいても、ドライバーに安心感を与えてくれるでしょう。

9. 価格帯と購入検討
eビターラの日本国内での正式な価格はまだ発表されていませんが、海外での情報やEVの補助金制度などを考慮すると、ある程度の価格帯が予想できます。
海外市場での情報では、上位グレードが約500万円前後から、ベースグレードが400万円台になるとの見方もあります。ただし、これは為替や各国の税制、補助金によって大きく変動するため、あくまで参考程度と捉えてください。
日本国内では、EV購入に対する補助金制度(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金など)が利用できる可能性が高く、これらを活用すれば実質的な購入費用を抑えることができます。例えば、補助金を活用すると、ベースグレードは300万円台前半、バッテリー容量の大きいモデルでも400万円台前半で購入できるのではないか、と予想されています。東京都など、自治体独自の補助金がさらに加わることで、200万円台後半から300万円台で手に入るシナリオも十分に考えられます。
現在の車を買い替え検討している方は、まずご自身の車の査定額を把握しておくことが重要です。一括査定サイトを利用すれば、複数の買取業者から見積もりを比較できるため、高値での売却が期待できます。
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10. まとめ:eビターラはあなたのアウトドアライフを変えるか?
スズキ eビターラは、スズキのSUVとしての信頼性と、EVならではの先進性を高次元で融合させた一台です。力強い外装デザイン、上質な内装、そしてALLGRIP-eによる高い走破性は、まさに「車、アウトドア、キャンプ」を愛する私たちのための車と言えるでしょう。
EVならではの静かでパワフルな走りは、キャンプ場までの道のりをより快適にし、また、電力を活用することで、キャンプサイトでの電源としても役立つかもしれません(V2L機能の搭載有無は要確認ですが、今後のEVには標準化が進むでしょう)。
現状のSUVからの乗り換えを検討している方、初めてのEVを考えている方、そして何より、もっと快適でエキサイティングなアウトドアライフを送りたいと考えている方にとって、eビターラは魅力的な選択肢となるはずです。
もし、この記事を読んでeビターラに興味を持っていただけたなら、ぜひ今後のスズキからの正式発表や、実車公開の情報をチェックしてみてくださいね。私も引き続き、eビターラの最新情報をお届けしていきます。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
eビターラに関するご質問や、EVへの疑問などがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
皆さんのアウトドアライフがより豊かになるよう、これからも役立つ情報をお届けしていきます!
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