「家族が増えたからミニバンが必要。でも、ありきたりなファミリーカーじゃつまらない」
「キャンプやスキーに行きたいけれど、運転が難しそうな大きな車は不安」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
実は、ミニバンの広さとSUVのタフさを兼ね備えた、まさに「パパ・ママの理想」を叶える車が存在します。それが、今回ご紹介する三菱デリカD:5です。
今回は、大幅改良を受けてさらに魅力を増したデリカD:5について、現役の自動車ジャーナリストであり、自身もアウトドアライフを楽しむ筆者が徹底解説します。
外装のデザイン変更から、気になる燃費、そして「実際のところ使い勝手はどうなの?」という疑問まで、画像を交えて分かりやすく紐解いていきましょう。
この記事を読み終える頃には、あなたの次の愛車候補ナンバーワンになっているかもしれませんよ。

圧倒的な存在感!タフさと上質さを融合した「外装」
まずは、パッと見て一番変化を感じるエクステリア(外装)から見ていきましょう。今回の改良で、デリカD:5は「ただの道具」から「所有する喜びを感じられるギア」へと進化しました。

フロントデザインの刷新
まず目を引くのが、三菱のデザインアイコンである「ダイナミックシールド」を採用したフロントフェイスです。
以前のモデルに比べて、フロントグリルとバンパーのデザインが刷新されました。縦型のマルチLEDヘッドライトが特徴的で、「守られている安心感」と「圧倒的な迫力」を表現しています。
夜間のキャンプ場や悪天候時でも、このライトなら視界をしっかり確保してくれそうです。
サイド・リアのこだわり
サイドビューで注目したいのは、新採用の前後ホイールアーチモールと、新デザインの18インチアルミホイールです。足元が引き締まることで、都会の街並みにも馴染むスタイリッシュさを手に入れました。
リア周りでは、テールゲートガーニッシュに「DELICA」のエンブレムが堂々とレイアウトされました。後ろ姿からも「あ、デリカだ」とひと目で分かるデザインは、オーナーの所有欲を満たしてくれます。
汚れも気にならない?機能美あふれる「内装」
家族でアウトドアに出かけると、どうしても気になるのが「車内の汚れ」や「傷」ですよね。新型デリカD:5は、そんなパパ・ママの悩みに寄り添う内装になっています。

傷が目立ちにくいインパネ周り
センターパネルには、ダークグレー金属調のアクセントパネルが採用されています。これは単にかっこいいだけでなく、「傷が目立ちにくい」という実用的なメリットがあります。
アウトドアギアのような無骨さと質感を兼ね備えており、運転席に座るだけでワクワクする空間です。
撥水機能付きシートが標準装備
ここが個人的に一番の推しポイントです!
シート表皮には、スエード調素材と合成皮革のコンビネーションを採用しているのですが、なんと「撥水機能」が付いています。
- お子様が飲み物をこぼした時
- 雨の日の撤収作業で濡れたまま乗り込む時
- 雪遊びの後の移動
サッと拭くだけで綺麗になるので、精神的なストレスが激減します。「汚さないで!」と怒る回数が減れば、家族の笑顔も増えますよね。
意外と運転しやすい?デリカD:5の「サイズ感」

「デリカって大きそう…運転できるかな?」と不安に思う方も多いでしょう。しかし、スペックをよく見ると、実は日本の道路事情に非常にマッチしたサイズなんです。
- 全長:4,800mm
- 全幅:1,815mm
- 全高:1,875mm
特筆すべきは全幅が1,815mmに抑えられている点です。最近の大型ミニバンは幅が1,850mmを超えるものも多いですが、デリカは一般的な駐車場枠に収まりやすく、狭い林道や市街地でのすれ違いもそれほど苦になりません。
さらに、運転席のアイポイント(目線の高さ)が高いため、遠くまで見通せて車両感覚が掴みやすいのも特徴。「ミニバン初心者」の方にこそおすすめしたい運転のしやすさがあります。
ディーゼルならではの力強さ!「走行性能・燃費」
デリカD:5の心臓部には、パワフルなクリーンディーゼルエンジンが搭載されています。

驚きのトルクと燃費
- 最高出力:107kW
- 最大トルク:380Nm
- 燃費(WLTCモード):12.9km/L
車に詳しくない方のために解説すると、「トルク380Nm」というのはスポーツカー並みの「押し出す力」があるということです。
家族7人とキャンプ道具を満載にして、急な坂道を登るシーンを想像してください。ガソリン車のミニバンだとアクセルをベタ踏みしてエンジンが唸るところを、デリカなら涼しい顔でグイグイ登っていきます。
しかも燃料は安価な軽油(ディーゼル)。燃費もこのクラスの4WDミニバンとしては優秀な12.9km/Lをマークしており、家計にも優しいのが嬉しいポイントです。
どんな道でも走れる安心感
最低地上高は185mmを確保しています。これは一般的な乗用車よりも高く、雪道や未舗装路で「お腹を擦る」リスクを減らしてくれます。
さらに、路面状況に応じて「NORMAL」「ECO」、そして雪道や悪路に強いモードへと切り替えられるドライブモードセレクターも搭載。
まさに、「行けない場所がなくなる」車です。
キャンプ道具も余裕で積載「荷室・機能」
最後に、使い勝手を左右する荷室(ラゲッジスペース)と機能面を見てみましょう。
多彩にアレンジできる広大な荷室

- 開口幅:1,230mm
- 開口高:1,130mm
- 荷室長(最大):1,610mm
3列目シートを跳ね上げれば、広大なスペースが出現します。開口部の地上高が620mmと低めに設定されているため、重いクーラーボックスやテントの積み下ろしもスムーズです。
シートをフラットモードにすれば、大人でも足を伸ばして寝られるスペースができるので、流行りの車中泊にも完全対応します。
最新のデジタル機能

運転席前のメーターは、8インチのフルカラー液晶コンビネーションメーターに刷新されました。ナビ情報や車両の状態が見やすく表示され、先進的な雰囲気を味わえます。
まとめ:デリカD:5は人生を豊かにする相棒
今回は改良された三菱デリカD:5について解説しました。
- 迫力と洗練を兼ね備えたデザイン
- 汚れに強く、質感の高い内装
- 日本の道でも扱いやすいサイズ
- どこへでも行けるパワフルなディーゼル4WD
単なる移動手段としての車ではなく、「家族との思い出を作るためのベースキャンプ」として、これ以上の選択肢はないと言っても過言ではありません。価格は451万〜495万円と安くはありませんが、これだけの性能と長く乗れる耐久性を考えれば、十分に価値のある投資です。
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また、デリカD:5は非常に人気がある車種なので、新車だけでなく質の良い中古車を狙うのも賢い選択です。新車納車待ちを避けたい方は、中古車市場もチェックしてみてくださいね。
参考・引用元
本記事のスペック情報は、三菱自動車公式サイト デリカD:5および提供資料を基に作成しています。
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