光岡自動車 M55、外装、内装、サイズ、走行性能、機能紹介

時代の血潮、再び。

光岡自動車の創業55周年を記念して誕生したコンセプトモデル「M55」。

1970年代の熱気を感じさせるデザインと現代の技術が融合した、生産予定台数上限「250台」の特別モデルです。



目次

1. 外装(EXTERIOR)

~あの頃を彷彿とさせる眼光~

M55の最大の特徴は、1970年代の「GTカー」や「アメリカンマッスルカー」を思わせる力強いスタイリングです。

  • フロント: 丸目4灯のヘッドライトと逆スラントのノーズが、当時の少年たちが憧れた世界観を再現。「眼光がまっすぐに未来を見つめる」ような迫力があります。
  • サイド: 丸みのある現代的なベース車両のラインを、巧みな造形によりストレートなボディラインへと昇華させています。
  • リア: アイコニックなルーバーと、テールゲートに配された大きな「MITSUOKA」のロゴが、懐かしくも新しい後ろ姿を演出しています。
  • カラー: 外装カラーは全10色が設定され、好みに合わせた選択が可能です。

2. 内装(INTERIOR)

~最新の快適性と70年代テイストの融合~

インテリアは、ベースとなるホンダ車(シビック)譲りの最新かつ機能的なレイアウトを基本としつつ、M55独自の世界観が注入されています。

  • シート: 最大のハイライトは、ハトメ加工が施された本革シートです。クラシカルな色調と意匠は、まさに1970年代のテイスト。座るたびに当時の空気感に包まれます。
  • デザイン: 全体的には最新の水平基調のダッシュボードデザインで、視界の良さと操作性を確保しています。

3. サイズ(SIZE)

~存在感と扱いやすさのバランス~

日本の道路事情でも扱いやすいサイズ感の中に、堂々としたスタイリングを実現しています。

  • 全長: 4,735mm
  • 全幅: 1,805mm
  • 全高: 1,415mm

ロー&ワイドなプロポーションが、スポーティーな走りを予感させます。

4. 走行性能(PERFORMANCE)

~現代の心臓部がもたらす安心と走る歓び~

見た目はクラシックでも、中身は信頼性の高い現代のパワートレインを搭載しています。

  • エンジンラインナップ:
    • 2.0L e:HEV(ハイブリッド): モーター駆動主体の上質で力強い走り。
    • 1.5L VTEC TURBO(ガソリン): 軽快でスポーティーな走り(6MT設定あり)。
  • 足回り: ミシュランタイヤ(PRIMACY 4等)と専用ホイールを装着し、質の高い走りを支えます。
  • 価格帯: 757万円 ~ 843万円(グレードにより異なる)

5. 機能(FUNCTION)

~先進の安全・快適装備~

レトロな外観からは想像できないほど、最新のデジタル技術と安全装備が充実しています。

  • 安全装備: 衝突被害軽減ブレーキ、車線維持支援システム、ブラインドスポットモニターなど、ベース車両同等の先進運転支援システム(ADAS)を完備。
  • 快適装備: 9インチワイドディスプレイや、カーボン加飾パネルなどが採用されており、ロングドライブも快適かつ安全に楽しむことができます。

総評

M55は、単なる懐古趣味にとどまらず、現代のクルマとしての高い基本性能(走る・曲がる・止まる・守る)を兼ね備えた、光岡自動車の魂が込められた一台です。

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この記事を書いた人

▷一般会社員の趣味に囲まれた暮らし
▷観賞魚飼育管理師
▷不定期で主に生き物の投稿をしています
▷ご自由に訪問お願い致します。
2020年6月開始

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