【新型GLB試乗評価】サイズ感が最高な7人乗りSUV!内装・外装の違いと実用性を徹底解説

「家族が増えたからミニバンかな…でも、やっぱりカッコいいSUVに乗りたい!」

「街乗りもしやすくて、たまにはキャンプや7人乗車もこなせる車はないの?」

そんな欲張りな悩みを抱えているあなたに、ドンピシャな答えがあります。それが、メルセデス・ベンツの「新型GLB」です。

Gクラスを彷彿とさせるスクエアなデザインに、日本の道路事情にマッチしたサイズ感。そして何より、このクラスでは貴重な「3列シート・7人乗り」を実現している点が最大の魅力です。

今回は、マイナーチェンジを経てさらに魅力を増した新型GLBについて、外装・内装のデザインから、気になる走行性能、そして使い勝手まで、自動車ジャーナリストの視点で徹底的に深掘りしていきます。

読み終わる頃には、あなたの次期愛車候補のナンバーワンになっているかもしれませんよ!



外装:スクエアなフォルムが放つ圧倒的な存在感

まずは、パッと見た瞬間に心を掴まれるエクステリア(外装)から見ていきましょう。

GLBの最大の特徴は、今のトレンドである流線型(クーペスタイル)ではなく、あえて四角い「スクエアフォルム」を採用している点です。これはメルセデスの最強オフローダー「Gクラス」のDNAを感じさせますね。

デザインの変更点

今回の新型では、フロントデザインがより精悍にアップデートされました。

  • フロントグリル: 内燃機関モデル(ガソリン・ディーゼル)とピュアEVモデル(EQB)でデザインが差別化されています。特にSUVらしい力強さを強調するルーバーのデザインが印象的です。
  • サイドシルエット: 短いオーバーハング(タイヤからボディの端までの距離)と長いホイールベースが、踏ん張り感のある力強いプロポーションを生み出しています。
  • リアデザイン: ワイドな開口部とスクエアなデザインは、見た目のカッコよさだけでなく、荷物の積みやすさという機能性も主張しています。

四角いボディは「車の四隅」が把握しやすく、運転が苦手な方でも車両感覚が掴みやすいという隠れたメリットもあるんですよ。

内装:ハイテクと上質が融合した空間

ドアを開けて乗り込むと、そこにはメルセデスらしい先進的な空間が広がっています。

進化したMBUXとコネクティビティ

運転席に座ってまず目に入るのが、鮮明なワイドディスプレイです。

今回のアップデートでは、インフォテインメントシステム「MBUX」がさらに進化しました。特に注目なのが、音声認識機能の強化です。

「ハイ、メルセデス」と話しかけるだけで、エアコンの温度調節やナビの設定が可能。さらに、AI技術(ChatGPTやGoogle Geminiのような対話型AIの技術基盤)との連携強化により、まるで助手席のパートナーと会話するような自然なやり取りで操作ができるようになっています。

居住性の向上

インテリアの質感も向上しており、ホイールベースが2829mm(先代比等で最適化され、実質的な室内長に貢献)確保されているため、後席の足元も広々としています。

リアドアの開口部も大きく設計されているため、チャイルドシートの乗せ降ろしや、おじいちゃんおばあちゃんの乗り降りもスムーズに行えます。

サイズ:日本で扱うのに「ちょうどいい」サイズ感

輸入車SUVを選ぶときに一番のハードルになるのが「サイズ」ですよね。

GLBは、ここが本当に絶妙なんです。

  • 全長: 4,732mm
  • 全幅: 1,861mm
  • 全高: 1,687mm

全長は4.7m程度と、国産ミドルサイズSUV(ハリアーやエクストレイルなど)とほぼ同じ感覚で取り回せます。全幅は1,860mmを超えますが、スクエアな形状のおかげで見切りが良く、数字ほど大きさを感じさせません。

立体駐車場に関しては、高さ制限のある場所(1,550mm以下)は流石に入れませんが、最近増えているハイルーフ対応の駐車場や、平面駐車場であれば全く問題ないサイズです。

日本の狭い路地やスーパーの駐車場でもストレスなく扱えるギリギリのサイズ感でありながら、室内は最大限に広い。このパッケージングこそがGLBの最大の武器です。

走行性能:マイルドハイブリッドで滑らかな走り

見た目は無骨ですが、走りは非常にジェントルで現代的です。

1.5Lマイルドハイブリッドの恩恵

新型GLBのパワートレインには、1.5L直列4気筒ターボエンジンに「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムが採用されています(※グレードによる)。

  • 排気量: 1.5L マイルドHV or EV(EQB)
  • 駆動: 後輪駆動(EVモデル等) / 4WD(4MATIC)

「1.5Lで重い車体、大丈夫?」と思うかもしれませんが、ここで効いてくるのが電気モーターのアシストです。発進時や加速時にモーターがエンジンを助けてくれるため、走り出しが非常にスムーズ。信号待ちからのスタートも静かで滑らかです。

また、CD値(空気抵抗係数)は0.28という優れた数値を実現。四角いボディなのに風切り音が少なく、高速道路での燃費性能や静粛性にも貢献しています。

機能:多彩なシートアレンジと遊び心

最後に、私が「これは使える!」と感じた機能面をご紹介します。

魔法の3列目シート

GLBを選ぶ最大の理由、それは「3列シート・7人乗り」であること。

普段は3列目を床下に収納して広大なラゲッジルームとして使い、急な送迎や子供の友達を乗せる時だけサッと引き出して7人乗りに変身できます。

  • 2列目シート: 40:20:40の分割可倒式で、最大140mmのスライドが可能。
  • 荷室容量: 最大540L(5名乗車時)/ 480L(7名乗車時 ※3列目使用時はさらに減少しますが、格納時は広大)

2列目を前にスライドさせれば、荷室を広げつつ、チャイルドシートに座る子供との距離を近づけることもできます。

遊び心あふれるパノラミックスライディングルーフ

オプション設定等のパノラミックスライディングルーフには、夜になると158個のメルセデス・スター(スリーポインテッドスター)が浮かび上がるという独自の演出が施されているモデルも!

子供たちが大喜びすること間違いなしですし、夜のドライブデートでも最高の雰囲気を演出してくれます。


まとめ

新型GLBは、単なる移動手段としての車ではなく、「家族や仲間との時間を豊かにしてくれるベース基地」のような存在です。

  • Gクラス譲りのスクエアでカッコいいデザイン
  • 日本でも扱いやすい絶妙なサイズ
  • いざという時に頼りになる7人乗り
  • 最新のハイテク装備と滑らかな走り

これらを全て満たしている車は、実はライバルを見渡してもなかなか存在しません。

「趣味も家族も大切にしたい」

そんなあなたのライフスタイルに、新型GLBはきっとフィットするはずです。

もし、GLBへの乗り換えを検討されているなら、まずは今乗っている愛車の価値を正しく知ることから始めましょう。

ディーラーでの下取り任せにすると、数十万円損をしてしまうことも珍しくありません。

賢く乗り換えて、浮いたお金でGLBのオプションを追加したり、家族でキャンプ用品を揃えたりしませんか?

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この記事を書いた人

▷一般会社員の趣味に囲まれた暮らし
▷観賞魚飼育管理師
▷不定期で主に生き物の投稿をしています
▷ご自由に訪問お願い致します。
2020年6月開始

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