「街中で見かけるカッコいいマツダのSUV、どれも似ていて違いがわからない…」
「自宅の駐車場に入るサイズなのか、家族でキャンプに行ける広さなのか知りたい」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
マツダのSUVラインナップは現在、非常に充実していますが、その分「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのが事実です。特に最近登場した「CX-60」や「CX-80」といった新世代モデルは、これまでの常識を覆すサイズ感と高級感をまとっています。
この記事では、マツダSUV全6車種(CX-3, CX-30, MX-30, CX-5, CX-60, CX-80)のサイズと価格を、自動車ジャーナリストの視点で徹底比較します。単なるカタログ数値の羅列ではなく、「日本の道路事情や駐車場でどうなのか?」「価格に見合う価値はあるのか?」というリアルな視点で解説します。
あなたのライフスタイルにぴったりの一台が、必ず見つかるはずです。

目次
- エントリーモデルにして完成形「CX-3」
- 都会派のジャストサイズ「CX-30」
- 個性が光るフリースタイル「MX-30」
- マツダの屋台骨、万能選手「CX-5」
- 高級車への挑戦状「CX-60・CX-80」
- まとめ:あなたにおすすめのマツダSUVはこれ!

エントリーモデルにして完成形「CX-3」
まず最初にご紹介するのは、最もコンパクトなCX-3です。

- 全長: 4,275mm
- 全幅: 1,765mm
- 全高: 1,550mm
- 価格: 228万円〜
日本の道に最適な「5ナンバー感覚」
CX-3の最大の魅力は、その取り回しの良さにあります。全幅1,765mmというサイズは、狭い路地や古い規格のコインパーキングでもストレスを感じさせません。また、全高が1,550mmに抑えられている点が非常に重要です。
「高さ制限1,550mm」という立体駐車場は、都市部のマンションや駅ビルでまだ多く存在します。SUVに乗りたいけれど駐車場の制限で諦めていた方にとって、CX-3は救世主のような存在です。
200万円台前半から乗れるディーゼルエンジンの力強い走りも相まって、初めてのSUVとしても自信を持っておすすめできます。
都会派のジャストサイズ「CX-30」
次にご紹介するのは、CX-3よりも少し広く、そして圧倒的にスタイリッシュなCX-30です。

- 全長: 4,395mm
- 全幅: 1,795mm
- 全高: 1,540mm
- 価格: 277万円〜
デザインと実用性の黄金比
CX-30は、クーペのような美しいルーフラインを持ちながら、後席の実用性も確保しています。特筆すべきは全高1,540mmという数値。CX-3同様、立体駐車場に余裕で入るサイズです。
全幅は1,795mmと少しワイドになりますが、これは世界的なCセグメント(ゴルフなどが属するクラス)の標準的なサイズ。運転席からの視界が良いため、数値ほどの大きさは感じません。
「生活感のある車は嫌だけど、実用性は捨てられない」という、センスの良いパパ・ママに選ばれている一台です。
個性が光るフリースタイル「MX-30」
CX-30とほぼ同じサイズ感ながら、全く異なるキャラクターを持つのがMX-30です。

- 全長: 4,395mm
- 全幅: 1,795mm
- 全高: 1,550mm
- 価格: 294万円〜
車というより「動くリビング」
MX-30最大の特徴は「フリースタイルドア(観音開き)」です。センターピラーがないため、ドアを開け放つと開放的な空間が広がります。
スペック上のサイズはCX-30と酷似していますが、MX-30は室内空間の居心地の良さに特化しています。コルク素材を使ったインテリアなど、車というよりはお気に入りの家具に囲まれているような感覚。
他人とは違うモノを選びたい、自分のスタイルを大切にする方に刺さるモデルです。
マツダの屋台骨、万能選手「CX-5」
マツダのSUVと言えば、やはりCX-5を外すことはできません。

- 全長: 4,575mm
- 全幅: 1,845mm
- 全高: 1,690mm
- 価格: 281万円〜
失敗しないSUV選びの決定版
全長4.5m強、全幅1.85m以下というサイズは、世界のSUV市場における「ど真ん中」のサイズです。大人4人が快適に移動でき、キャンプ道具も十分に積載可能。
全幅1,845mmは、日本の一般的なショッピングモールの駐車枠(幅2.5m)でも、ドアの開閉にそこまで神経を使わずに済むギリギリのサイズ感と言えます。
熟成された乗り心地と、高い静粛性。ファミリーカーとして使い倒したいなら、CX-5が最もバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
高級車への挑戦状「CX-60・CX-80」
最後に、マツダが満を持して投入したラージ商品群、CX-60とCX-80です。

- CX-60 全長: 4,740mm / CX-80 全長: 4,990mm
- 全幅: 1,890mm(共通)
- 全高: 1,685mm(共通)
- CX-60 価格: 327万円〜
- CX-80 価格: 476万円〜

1,890mmの全幅が意味するもの
この2台は、これまでのマツダ車とは骨格が違います。「FR(後輪駆動)ベース」のプラットフォームを採用し、直列6気筒エンジンを縦置きにするという、欧州の高級車(BMWやメルセデスなど)と同じ手法で作られています。
注意点は全幅1,890mmというサイズ。
CX-5に比べてプラス45mmですが、この差は狭いコインパーキングや古い規格のパレット式駐車場では「入庫不可」となるケースが出てきます。購入前には必ず自宅周辺の道路やよく行くスーパーの駐車場を確認することをおすすめします。
しかし、その大きさと引き換えに得られる堂々としたスタイリングと、圧倒的な室内の質感は、所有する喜びを何倍にも高めてくれます。CX-80に至っては全長約5m。3列目シートを備え、多人数乗車ができる最高級SUVとしての地位を確立しています。
より詳しいスペックや最新情報は、必ず公式サイトもチェックしてください。
まとめ:あなたにおすすめのマツダSUVはこれ!
ここまでサイズと価格を中心に比較してきました。最後に選び方のポイントをまとめます。
- 運転に不安がある・機械式駐車場を使う人👉 CX-3 または CX-30 がおすすめ。
- デザイン重視・人とかぶりたくない人👉 MX-30 がおすすめ。
- 家族で使う・荷物も積む・失敗したくない人👉 CX-5 が間違いありません。
- 走りを楽しみたい・高級感が欲しい・3列目が必要な人👉 CX-60 または CX-80 がベストチョイス。
マツダのSUVは、どのモデルを選んでも「走る楽しさ(人馬一体)」が共通して作り込まれています。まずはご自身の駐車環境と予算を照らし合わせて、気になる一台を試乗してみてはいかがでしょうか?
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